まぶたが下がる

馬詰眼科スタッフ02
- 眼瞼下垂(がんけんかすい)
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眼瞼下垂とは上まぶたが垂れ下がった状態で先天性と後天性に分けることができます。
先天性はまぶたを引っ張り上げる筋肉(眼瞼挙筋)が生まれつき発育異常のものです。後天性はまぶたを引っ張り上げる腱膜に異常がある場合と神経原性に病因がある場合に分類されます。当院では後天性の眼瞼下垂に対する手術を行っております。
眼瞼挙筋が弛んでいるために眼瞼下垂が生じている場合はその筋肉の張力を回復させる方法を取ります。一方で筋肉の力は維持しているものの皮膚のみが緩んでいる場合は、瞼や眉毛の下の皮膚を切除し対応をしております。
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- 眼瞼けいれん(がんけんけいれん)
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最近では「まぶたが上がらない」症状の中に「眼瞼けいれん」という病気が隠れている方もいます。
これは、まぶたを閉じる筋肉「眼輪筋」が強く収縮してしまい「まぶたが上がらない」というより「まぶたが開けづらい」のです。また眼瞼けいれんには「まぶたが上がらない」が「まぶしくて開けられない」や「目が乾いて開けられない」といった訴えになる方もいます。その場合も含め「ボトックス®︎」をまぶたに数カ所注射することで開きやすくなりますので、症状がこれに該当する方はご相談ください。
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