症状

二重に見える

馬詰眼科スタッフ02
Q
斜視(しゃし)

斜視とは正面を向いたときにどちらかの目がずれている状態をいいます。
斜視については必ずしも「ものが二つに見える」症状にならない方もたくさん
いらっしゃいます。斜視についてはどのように治療介入していくかは、その患者様の
年齢や視力・患者様のもつ基礎疾患等で変わってきます。

小児における斜視については弱視の原因となることもあるためその斜視の状態を素早く確認し治療に介入する必要があります。また成人の方であれば斜視の原因を精査し、
必要な場合は内服治療・手術・今ではボトックス注射も適応になっています。

手術については局所麻酔下で手術を行っています。
患者様ごとに治療のご提案をさせて頂きます。なんでもご相談頂ければ幸いです。

Q
眼球運動障害(がんきゅううんどうしょうがい)

眼球運動障害に対する症状として「ものが二重に見える」「センターラインが斜めに
見える」等があります。これは主に眼球を動かす筋肉の動きが悪くなって生じることがあります。

筋肉の動きが悪くなる原因は、その筋肉そのものの動きが悪くなるか、筋肉に命令を
出している神経に障害が出ているかです。
精密眼球運動検査というものがあり、これらは当院でその日のうちに検査できます。

また、必要と判断した場合は血液検査を行うこともあります。
そのうえでお薬の内服や特殊なレンズ(プリズムレンズ)を入れた眼鏡の処方、時には眼の位置を移動する斜視手術を行うこともあります。

当院では局所麻酔下で斜視手術を行っております。
また最近では「ボトックス」という薬を筋肉に注射する例もあり、手術をしないで済む方もいます。これらは全て当院で行えますので何か症状が出ればご相談ください。

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